「見た目が悪い」「裸になるのが恥ずかしい」と、陥没乳首に悩まされている女性もいると思います。
そんな陥没乳首には見た目の問題だけでなく、病気にかかるリスクもあるといわれています。
陥没乳首が病気を引き起こすというのは本当なのでしょうか? この記事では陥没乳首が体に及ぼす影響について紹介します。
陥没乳首だと病気になりやすいって本当?
陥没乳首自体は病気ではありません。しかし、乳首がバストの内側に陥没している状態が続くと衛生状態が悪くなり、乳腺炎や炎症などの症状を引き起こす可能性が考えられます。
また、陥没乳首は出産後の女性の体にも大きな影響を与えます。
産後の女性の体には母乳を作り出すメカニズムが起きますが、陥没乳首が原因で母乳が詰まると乳腺炎を起こす可能性が高まるのです。
陥没乳首が引き起こす乳腺炎の症状
陥没乳首によって発症する慢性乳腺炎には、乳首の下あたりにしこりや痛みが起きる乳管拡張症や乳輪下膿瘍があります。
乳管拡張症や乳輪下膿瘍というのは、バストの中に膿が溜まって皮膚に広がってしまうことをいいます。
乳管拡張症は、乳首の内側の乳管に細胞片などが詰まってしまうことが原因です。
炎症乳輪下膿瘍は、乳管に角質が詰まって細菌感染を起こすことが原因と考えられています。
これらの病気は病院で治療をしても再発することが多く、長期間バストの炎症や痛みに悩まされる女性もいます。
陥没乳首が授乳期のトラブルにつながることも
陥没乳首の女性は、授乳期に乳期乳腺炎や急性うっ滞性乳腺炎にかかることがあります。
乳首が陥没していると汚れが溜まり、詰まりが起きやすくなってしまうのです。
乳腺炎にかかると、バスト全体が腫れて熱を持ったような感じになります。乳首には白斑と呼ばれるニキビのようなものもでき、授乳のときに痛みを伴うこともあるのです。
症状がひどくなると発熱や悪寒など風邪に似た症状が起こります。
授乳中には飲める薬が限られていることもあり、マッサージなどで治療をするため、完治までに時間がかかるケースもあります。
陥没乳首のケアをしておけば安心
「子供を産む予定がない」と陥没乳首をそのままにしている女性もいると思います。
しかし、乳腺炎が起きるのは授乳期だけではありません。子供を産んだことのない女性であっても、乳首に汚れが溜まって詰まりが起きると乳腺炎を発症します。
陥没乳首が原因で起きる病気を防ぐためには、乳首を清潔にしておくことが大切です。
また、陥没乳首自体を治療しておくことも有効です。
乳首吸引器などを使って陥没乳首のケアをしたり、クリニックで陥没乳首について相談したりしておけば安心ですね。
陥没乳首が原因の病気にかかったときには、すみやかに病院に行き適切な治療を受けることが大切です。
陥没乳首が引き起こす病気を防ぐためには、胸元をこまめに拭くなど乳首を清潔に保つことが大切です。
陥没乳首自体を改善することも、病気を防ぐ有効な方法といえるでしょう。
陥没乳首が原因の病気にかかったときには、すみやかに病院に行き適切な治療を受けることが大切です。
陥没乳首が引き起こす病気を防ぐためには、胸元をこまめに拭くなど乳首を清潔に保つことが大切です。
陥没乳首自体を改善することも、病気を防ぐ有効な方法といえるでしょう。