豊胸手術を受けるかどうか検討している人の中には、分からないことが多くて迷っているケースもあるかもしれません。
特に、「シリコンはどのくらい持つのか」「脂肪注入とは具体的にどういったものか」などの疑問は、よく取り上げられるテーマです。
そこで、ここでは豊胸手術について詳しく紹介していきます。
これを読めば、豊胸手術についての不安が解消されるはずです。
豊胸手術はどんな人が受けているの?
「豊胸手術を受ける」と一口にいっても、その理由は人によってさまざまです。
たとえば、産後や授乳後にバストが垂れてしまった人が豊胸手術を受けにきます。
授乳時にはハリがあって膨らんでいた胸も、授乳後には小さくなってしまうのが一般的です。
そのギャップにショックを受けて、豊胸手術を考える人も多いです。それから、左右の胸の大きさに差がある人も、豊胸手術を考えやすくなります。
旅行で温泉などに行きほかの人の胸を目にしたとき、左右に違いのある自分の胸と比べて、どうしても気後れを感じてしまうのです。
たとえ、ほかの人があまり気にしていなかったとしても、本人にとっては大きなコンプレックスとなります。
また、生まれつき痩せていて、何を試してみてもバストが小さい人も豊胸手術を受けることが多いです。
マッサージやストレッチなどで多少のバストアップが叶う可能性もありますが、それには限界があります。
特にもともと痩せ型の人であれば、努力でカバーできる範囲が限られてくることも多いのです。
そうなると、豊かな胸を手に入れるためには、豊胸手術という方法が最善の近道となります。
胸に悩みがあることで「うまく服が着こなせない」と感じているケースでも、豊胸手術を受ける人が多いです。
これは、特に服が好きな人や、こだわりのある人に多い特徴といえます。
着たい服があっても、胸が小さいせいで上手に着こなせないことに悩んで、最終的に豊胸手術を考えるようになるのです。
豊胸手術の種類1.バッグ(人工乳腺)法
豊胸手術の方法は大きくわけて3つあり、その中にバッグ(人工乳腺)法というものがあります。
バッグ法は、胸に人工乳腺(バッグ)というシリコンを入れて大きくする方法です。以前は「半永久的に使用できる」とも宣伝されていましたが、「寿命は10年ほど」という意見に落ち着いています。
バッグの寿命は、年齢などに関係なく守らなければいけません。
若い人も年配の人も、バッグの寿命がきたら必ず交換する必要があります。
というのも、バッグが老朽化することによって中身が出てきてしまう可能性があるからです。
バッグ(人工乳腺)法のメリットとしては、効果が確実であり、サイズアップの幅が広いことがあげられます。
バッグを入れて胸のボリュームやハリを出すので、絶対的に効果が実感できるのです。
バッグにはさまざまなサイズや形があるため、大きさを柔軟に表現することも可能になります。そのため、理想の胸を手に入れるのにはぴったりの方法です。
とはいえ、バッグ(人工乳腺)法にはデメリットも存在します。
たとえば、見た目が不自然になる場合があるという点があげられます。
普通に立っているときはいいのですが、横になったときなど体勢を変えたときに、乳房がどうしても不自然な形になってしまうことがあるのです。
ほかにも、バッグを胸に入れたことによって乳首が下を向き、不自然になってしまったケースもあります。
また、拒絶反応が起こる可能性があったり、痛みが出たりすることも考えられます。
バッグは身体にとっては異物であるため、人によっては拒絶反応が出てしまう可能性もあるのです。
特に多いのが痛みで、手術の痛みはもちろん、筋肉痛のような痛みを感じる人もいます。
さらに、あまり日常的にはないことですが、バッグを胸に入れていると、マンモグラフィーを受けられない可能性が高いです。
乳がん検診に用いられるマンモグラフィーは、胸を圧迫して検査するため、バッグが破損してしまう危険性があります。そのため、検査を断る病院も多くなっています。
豊胸手術の種類2.ヒアルロン酸注入法
ヒアルロン酸注入法は、バストにヒアルロン酸を注入して大きくする方法です。
「メスを使っての豊胸手術」と聞くと、怖いと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、ヒアルロン酸注入法は注射をするだけなので、ハードルはぐっと低くなります。値段も手ごろな価格であることが多いので、手軽に受けられるプチ豊胸として人気のある方法です。 メリットとしては、手術時間の短さがあげられます。
ヒアルロン酸を注入するための時間は、せいぜい数時間程度であり、早ければ1時間もかかりません。
施術前のカウンセリングを含めると、トータルではもう少しかかります。しかし、施術の時間が短いというのは非常に大きなメリットとなっています。
また、身体的な負担が少ないのもメリットです。ヒアルロン酸注入法ではメスを使わないので、身体への負担はとても小さくなります。
そのため、オフィスでの事務作業くらいであれば、施術を受けた翌日でも仕事に行くことが可能です。
こうした点も、ヒアルロン酸注入法が人気の理由の1つとなっています。
施術後、まれに小さなむくみができることもありますが、あくまで注射針を刺すだけなので傷跡もほとんど目立ちません。
デメリットとしては、胸の大きさを保つためには定期的なヒアルロン酸注入が必要なことです。
というのも、ヒアルロン酸は時間がたつと身体に吸収されていってしまうからです。
そのため、短期間だけ豊胸をしたいのであればいいのですが、長期間の豊胸を望むのであれば、維持するのが少し大変になってしまいます。
「夏の間だけ」「旅行へ行く前に」といった目的にはぴったりですが、将来的に効果を期待するのはやめましょう。
ほかにも、ヒアルロン酸注入法は、バストの感触に違和感があります。
注入するのはあくまでヒアルロン酸であるため、感触が少し硬くなるのです。
自然な胸のやわらかさを期待していると、不自然に感じてしまうでしょう。
豊胸手術の種類3.脂肪注入
脂肪注入は、太ももやお腹などから脂肪を採取し、バストに注入する方法です。
メリットとしては、まず、手術後に違和感がないことがあげられます。もともと自分の身体にあった脂肪を使うので、人工物と比べ、とても自然な感触を得られます。
大きさはもちろん、ナチュラルな胸のやわらかさが保てるのも、脂肪注入のメリットです。
また、脂肪を採取した箇所が施術前と比べてほっそりするのも嬉しいところです。
それから、傷跡がほとんど残らないのもメリットといえます。脂肪注入の施術には注射器を使うため、傷はほとんどといっていいほど残りません。
きれいな胸でいられるのは、女性にとってありがたいポイントとなります。 デメリットとしては、太ももなどの脂肪吸引をした箇所にもダウンタイムがあることと、しこりができる可能性があることです。
胸以外の箇所もしっかりと休ませる必要があるため、時間のない人や忙しい人にとってはデメリットとなります。
また、場合によってはしこりができてしまうことがあります。
脂肪を注入するときには不純物を取り除きますが、それがしっかりとできていなかった場合、しこりとして残ってしまうことがあるのです。
脂肪を入れるときにも、ピンポイントにかたまって注入された場合にはしこりができやすくなります。
豊胸手術の注意点
豊胸手術を受ける前には、しっかりと注意点について知っておくことが重要です。
まず、豊胸手術は、術後5年以上たってから合併症が起きる可能性があります。
特に、ヒアルロン酸注入などは、身体に異物を入れる方法です。
手軽に受けられるため人気がありますが、合併症などを引き起こしやすくなることは否めません。
安全性が高くなっているとはいえ、絶対とはいいきれないので、こうした可能性についてはしっかりと把握しておきましょう。
また、豊胸手術を受ける前に、リスクについてしっかりと説明してもらうことも大切です。
豊胸手術にはいろいろな方法がありますが、どのやりかたであっても必ずデメリットが存在します。
場合によっては自分の身体によくない影響を与える可能性もあるので、そうしたリスクについては事前に知っておきましょう。
ほとんどのクリニックではしっかりとリスクについての説明を行ってくれますが、少しでも不安を感じることがあったら、きちんと確認するのがベストです。
そして、方法によっても異なりますが、高額な費用がかかることに注意しましょう。
豊胸手術は、高いものでは100万円近くするものもあります。お手頃価格で受けられるものもありますが、そういったものは効果が短期的であるため、その後何度も施術を受ける可能性が高いです。
そうすると、「結果的には高額な費用がかかっていた」というケースもあります。豊胸手術には、ある程度の費用がかかることをしっかりと理解しておきましょう。
池田ゆう子クリニックの豊胸手術は?
さまざまな豊胸手術の方法がありますが、池田ゆう子クリニックでは、自分の脂肪を利用した脂肪注入法を推奨しています。
とはいえ、脂肪注入法はしこりができてしまう可能性があり、抵抗を感じる人もいるかもしれません。
しかし、もししこりができてしまっても、通常であればその内体内に吸収されます。
そして、最終的には対外に排出されていくため、しこりが原因で病気になったり拒絶反応が出たりすることはまずありません。
また、池田ゆう子クリニックでは、しこりができるのを防ぐために血小板注入も行っています。
脂肪注入をするとき、一緒に血小板注入をすることで、毛細血管を再生させる効果があるのです。
しっかりと栄養素を行きわたらせるようにすることで、しこりができるのを防ぎます。
何より、脂肪注入法には、仕上がりが自然であることや痛みが少ないといったメリットがあります。
もし、「すでにバッグ法で豊胸手術をしているが脂肪注入をしたい」という人は、バッグを抜去無料で受けることが可能です。
本来、バッグ抜去のみ受ける場合には50万円程度かかるので、とてもお得になっています。
豊胸手術をするなら池田ゆう子クリニックがおすすめ!
豊胸手術を受ける人は、元からバストが小さい人や左右差がある人はもちろん、授乳を経験して小さくなった人などさまざまです。
方法も、バッグ法、ヒアルロン酸注入法、脂肪注入などいろいろなものがあります。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解したうえで選択することが大切です。
また、施術を受けるクリニック選びも重要といえます。豊胸手術を受けるのであれば、池田ゆう子クリニックに相談してみましょう。