最近ではさまざまなメーカーからノンワイヤーブラが発売され、多くの女性に支持されています。
ノンワイヤーブラの最大の魅力といえば、つけ心地が楽なこと。
しかしその反面、「バストが垂れてしまうのでは?」と心配している人も多いでしょう。
実際のところ、ノンワイヤーブラはバストの下垂の原因になるのか、選び方や着用方法とあわせて解説いたします。
ノンワイヤーブラはバストが垂れる原因になる?
結論からいうと、ノンワイヤーブラが原因でバストが垂れることはありません。
バストが垂れる一番の原因は加齢です。年齢を重ねるとホルモンバランスの変化によってバスト全体が柔らかくなり、下垂が進みます。
つまり「ノンワイヤーブラをつけているせいでバストが垂れる」ということはないのです。
しかし、ノンワイヤーブラの種類によってはバストを支えきれず、クーパー靭帯に負担をかけてしまうものもあります。
クーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、バストの形が崩れる原因になってしまうもの。
そのようなことのないように、バストに負担をかけないノンワイヤーブラの選び方と着用方法を確認しておきましょう。
バストの下垂を防ぐノンワイヤーブラの選び方・着用方法
ホールド力が高いものを選ぶ
ノンワイヤーブラにはさまざまな種類がありますが、バストの下垂を防ぐためには、ホールド力が高いものを選ぶことが重要です。
キャミソールなどのインナーにカップが付いているだけのタイプは、ホールド力があまり期待できません。
できるだけバスト全体を包み込み、しっかりと支えてくれるブラジャータイプを選ぶようにしましょう。
中でもアンダーベルトが太めのものは安定性が高いため、胸が大きい方にもおすすめです。
サイズが合っているものを選ぶ
ノンワイヤーブラには、サイズ表記が「S・M・L」だけの商品も多く見受けられます。
しかし、その表記を基準にして選ぶと、カップやアンダーが合わない可能性も。
ブラはサイズがぴったり合っていてこそ、バストを支える力を発揮してくれます。
新しく購入するときはカップ数とアンダーが表記されているものを選ぶか、試着をして自分のバストに合っているか、しっかり確認するようにしましょう。
スポーツ時の着用は避ける
ノンワイヤーブラは締めつけ感がなく動きやすいため、「スポーツ時にも着けたい」と思う人が多いでしょう。
しかしノンワイヤーブラのホールド力は、ワイヤー入りブラやスポーツブラよりは劣っています。
その状態で激しく動くとクーパー靭帯に負担をかけて、バストの下垂を招くこともあるのです。
胸に振動が加わりやすい運動時には、スポーツ専用のブラを着用するようにしましょう。
バストの下垂は加齢が原因ですが、フィットしていないノンワイヤーブラを着用していると、バストの型崩れを引き起こしてしまいます。
ノンワイヤーブラでも安易に買わず、できるだけ試着をして、バスト全体をしっかり支えるタイプを選ぶようにしましょう。