バストは年を重ねるごとに垂れやすくなりますが、徐々に変化していくため自分自身では下垂に気がつかない方も意外と多くいらっしゃいます。
しかし、バストの下垂を防ぐためには、まず今のバストがどのような状態なのか、きちんと知っておくことが大切です。
自分でできるバストの下垂チェック方法を、キレイなバストを保つ対策方法とあわせて探ってみましょう。
今すぐできる! バストの下垂セルフチェック方法<
バストが下垂しているかどうかは、バストトップ(乳頭)の位置で判断することができます。
2つの方法をご紹介しますので、やりやすい方法、もしくは両方でチェックしてみましょう。
なお、目視でわかりにくい場合は、メジャーで測りながらチェックすることをおすすめします。
・「黄金の三角形」でチェック
ブラジャーをつけずに、鏡の正面に立ちます。
鎖骨の中心のくぼみと、左右のバストトップの3点を線でつなぎましょう。
このとき、3点をつないだラインが「正三角形」になれば、下垂していない美しいバストといえます。
つまり、バストトップが下がっていない=バストが垂れていないということです。
なお、このラインは「黄金の三角形(ゴールデントライアングル)」と呼ばれていて、バストが最も美しく見える形だといわれています。
しかし、3点をつないだラインが「縦長の三角形」になっている場合は、バストが下垂しています。
また、「横長の三角形」になっている場合は、左右のバストが離れていることになります。
・二の腕でチェック
もう1つのチェック方法は、二の腕の長さを基準にする方法です。
バストトップの高さは、二の腕のちょうど真ん中がベストだといわれているのです。
そのため、肩からひじの長さの1/2より下にバストトップがある場合、バストが下垂している可能性があります。
この場合もブラジャーを外し、鏡を見ながらチェックしてみましょう。
下垂を防いでキレイなバストを保つには?
・正しいブラジャーを身に着ける
バストの下垂を防ぐためには、自分のバストに合ったブラジャーを身に着けることが何よりも大切です。
日常生活ではもちろんのこと、運動時にはバストをしっかりホールドするスポーツブラを、就寝時には横流れを防ぐナイトブラを着用しましょう。
・姿勢を良くする
猫背になるとバストを支える筋肉が衰えたり、血行が悪くなってバストに栄養が行き渡りにくくなります。
できるだけ背筋がまっすぐ伸びた正しい姿勢を心がけましょう。
・血行を良くする
先ほどもお伝えした通り、血行不良はバストアップの妨げになります。
適度な運動や入浴、バストマッサージなどで体を温めて、血液を循環させましょう。
以上、バストの下垂チェック方法と対策方法をご紹介しました。
バストが一度垂れ下がってしまうと、セルフケアだけではなかなか改善できません。
数年後になってから後悔しないために、こまめなチェックと対策を習慣づけていきましょう。