年齢と共に垂れてしまうバストは女性にとって大きな悩みです。
バストが垂れてしまう最大の原因は、胸周りの筋肉が弱りバストが支えられなくなるためです。
胸周りを鍛えてバストをケアするにはスポーツが一番です。
どんなスポーツが効果的かご紹介します。
激しい運動にご注意を
バストケアに向いているスポーツをご紹介する前に、バストに悪影響となる運動を知っておきましょう。
胸には「クーパー靭帯」という繊維組織があり、これがバストを支えています。
しかし、ランニングや縄跳びなどで胸を激しく揺らしてしまうとこのクーパー靭帯が切れてしまうことがあるのです。
体の内部でバストを支える役割をしているのはこのクーパー靭帯だけですから、激しい運動には注意が必要です。
ダイエットのために有酸素運動をしている方は、あまり激しく胸を揺らさないように注意しましょう。
運動の際にはスポーツブラを付け、しっかり胸を支えて揺らさないように配慮することも大切です。
どんなスポーツがバストケアに向いている?
では、バストケアをするためにはどんな運動をすればいいでしょうか?
前述の通り、激しく胸を動かす運動はタブーですから、それ以外の方法で効果的に胸筋を鍛える運動がおすすめです。
その1つが「水泳」です。
水泳は水の浮力によってバストや足腰に負担を軽減し、水の抵抗でしっかり筋肉を鍛えることができるメリットがあります。
特に女性に嬉しいのはバスト周りの「大胸筋」をしっかり鍛え「クーパー靭帯」を傷めることが少ないという点です。
水泳は全身運動ですので、継続して行えば大胸筋だけではなく広背筋や腹筋などの全身筋肉をまんべんなく鍛えられます。
きゅっと上向いたバストと引き締まったウエストを手に入れられる水泳はとても魅力的です。
どんな泳ぎ方が効果的?
水泳にはいくつかの泳ぎ方がありますが、バストケアに一番効果的なのは「平泳ぎ」です。
両手で水をかき分けるときに胸筋がしっかり鍛えられ、バストアップにとても効果があります。
泳ぎが苦手という方は、水中でウォーキングしながら手を平泳ぎのように動かすだけでも十分効果があります。
水をかき分けるときに水の抵抗を受けるため、普段より胸筋に負担がかかって鍛えやすくなります。
水の浮力でバストに負担をかけずにしっかりと胸筋を鍛えられる水泳は、バストラインを整えたい女性に最適なスポーツです。
いきなり激しく泳ぐのではなく、継続して続けられる泳ぎ方を選んで水泳を習慣化してみましょう。
女性は胸が重力に逆らって垂れてしまうと、ブラジャーに頼ってバストラインを整えようとしてしまいます。
しかし、一番大切なのは体の中からバストを支えている大胸筋やクーパー靭帯なのです。
自分の体は自分しかケアすることができません。
いつまでも美しいバストラインを保てるようにできることから始めてみましょう。