バストアップのためには大胸筋を鍛える腕立て伏せがいいといわれていますが、筋力の弱い女性にはなかなか続けにくいもの。
そこでおすすめをしたいのが、女性でも簡単にできて続けやすい「壁腕立て伏せ」です。
壁腕立て伏せの正しい方法を、得られる効果や注意点とあわせてご紹介します。
壁腕立て伏せのバストアップ効果とは?<
壁腕立て伏せでは、胸にある大胸筋と肩にある三角筋の前側、二の腕にある上腕三頭筋を使います。
中でもとくに集中して鍛えられるのが、バストを支えている大胸筋です。
この部分を鍛えることでバストにボリュームが出るうえに、下垂を防ぐ効果が期待できます。
また、壁を使って腕立て伏せをすると、床を使うときより肩や腕にかかる負荷が減少します。
筋力の弱い女性でも苦しくなく続けやすいため、効率よくバストアップ効果が得られるのです。
バストアップを期待! 壁腕立て伏せの正しいやり方
ではここからは、壁腕立て伏せの正しいやり方を見ていきましょう。
慣れるまでは全身鏡などを隣に置き、姿勢を確認しながら行うと、正しい姿勢を保つことができますよ。
1. 壁から30cm以上離れた位置に立ちます。
壁から離れれば離れるほど負荷が大きくなるので、筋力に合わせて立つ位置を調整しましょう。
慣れないうちは30cmから始めることをおすすめします。
2. 足を軽く開き、腕を前に伸ばして両手を壁につけます。
背中は曲げず、背筋をまっすぐ伸ばすことを意識しましょう。
3. 壁を両手で押しながら、腕の曲げ伸ばしを行います。
顔が壁につくスレスレのところまで腕を曲げると効果的です。
4. 10~15回を1セットとして、1日3セットほど行いましょう。
慣れてきたら、壁から少しずつ離れて実践しましょう。
壁腕立て伏せをするときの注意点
壁腕立て伏せの効率を上げるためには、いくつかの注意点があります。
以下の点に注意しながら行いましょう。
・呼吸を止めない
呼吸を止めながら壁腕立て伏せをすると、筋トレ効果が下がってしまいます。
腕を曲げるときは息を吸い、腕を伸ばすときは息を吐きましょう。
・姿勢を曲げない
トレーニング中の姿勢が曲がっていると、筋肉に負荷がかかりにくくなります。
頭から足先まで、常に一直線になるよう意識しましょう。
・両手の位置は肩幅よりやや広く
壁につける両手の位置は、肩幅より拳1~2個分広くするのがベストです。
大胸筋に負荷が集中し、バストアップ効果が高まります。
なお、この方法は大胸筋だけを効率よく鍛えたい方におすすめです。
バストアップと同時に二の腕を引き締めたい場合には、肩幅と同じ広さで行いましょう。
以上、バストアップに効果的な壁腕立て伏せのやり方をご紹介しました。
無理なく美しいバストを手に入れたい方は、ぜひ続けて実践してみてはいかがでしょうか。