他の豊胸手術との違い
豊胸手術には、大きく分けてバッグ(人工乳腺)法と脂肪注入法(脂肪注入法バストアップ)、それにSUB-Qと呼ばれるヒアルロン酸注入法があります。
バッグ法、SUB-Qの場合には下記のようなさまざまな問題が生じるため、当院では脂肪注入法バストアップを専門とし施術をおこなっています。
バッグ(人工乳腺)法の場合
- 異物を挿入することになるため、拒絶反応が起こる危険性があります
- 術後、1週間は相当な激痛がともないます
- 年月の経過につれて、バッグが硬化して胸の形が崩れる危険性があります
- バッグの挿入により、胸が不感症になる場合があります。
- バストが、バッグのビニールのペコペコとした感触になることがあります
- 年齢を重ねるごとにほかの部位が変化しているにもかかわらず、胸だけが突出したままなので違和感を生じることがあります
- 入院などで検査をする場合にバッグ挿入が、知られてしまうといったデメリットがあります
- マンモグラフィーを受診することができません。
- 発癌のリスクがあります。
SUB-Q(ヒアルロン酸注入法)の場合
- SUB-Qの場合、注入するヒアルロン酸の質によっては短期間で吸収されてしまい、1~2カ月しか効果を持続できない場合があります
- 長期間保持できた場合でも、吸収されず残されたヒアルロン酸により、胸の感触が硬くなることがあります
- しこりができた場合、溶解剤を使用して溶かすことになりますが、その溶解剤のアレルギーによりショックを引き起こす場合があります。
- 短期間のバストアップ法にもかかわらず、ヒアルロン酸の原価が高いため、治療費がほかの豊胸手術と比べて高価になります
これに対し、脂肪注入法バストアップはご自身の身体にある余分な脂肪を吸引し、それをバストに注入します。バストと同質の脂肪を利用しますので、不自然な硬さもなくレントゲンにも写りません。大学病院においても、身体の余分な脂肪を取り出し、胸に注入して乳房を大きくする治療をおこなっているように、安全性も高く評価されている手術方法です。
しかも当院はすでに数多くの手術実績があり、治療費も前述した大学病院よりもはるかに安価です。
脂肪注入法バストアップの場合
- 脂肪注入法バストアップなら異物挿入ではなく、ご自身の脂肪を胸に注入することになるので安全です
- 脂肪を注入するため、レントゲンに異物が写るといった心配がありません
- まれにしこりができる場合がありますが、アフターフォローで解消できます
- メスを使わない(注射による手術)ため痕が残ることもほとんどありません
- 局部麻酔による手術のため、身体への負担が最小限に抑えられます
- バッグ(人工乳腺)法に比べ、ダウンタイム(手術後、回復するまでに必要な期間)が短くて済みます
- 抜糸が不要なため、定期的な通院やマッサージは基本的に不要です
- 余分な脂肪を取り、バストに注入するため、理想のプロポーションが実現します
脂肪注入法バストアップの副作用とリスクについて
・一ヶ所に注入する脂肪の量が多すぎた場合、注入した脂肪が石灰化してシコリとなる場合があります。
・脂肪を吸引した部分が凸凹になる場合がありますが、通常は時間経過とともに元に戻ります。
・手術直後は腫れやむくみ、内出血がおこることがありますが、時間経過とともに治ります。