異物を使った豊胸手術の健康被害について
2018年11月27日、共同通信から以下のような記事が配信されテレビ・新聞などで報道されました。
ジェル状充填剤を乳房に注入する豊胸術を受けた女性に、感染症や痛みなどの健康被害が相次いでいることが26日、分かった。
日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)会員の調査では、回答した132人の半数超が被害を訴える患者を診たと答えた。JSAPSは1年以内に使用自粛の指針を策定する。
JSAPSの調査によると健康被害の種類は、こぶが44%で最も多く、感染症(22%)、皮膚変化(8%)など。注入されていたのは計83症例で、チェコ製充填剤「アクアフィリング」が24%で最多だった。
上記の記事はジェル状充填剤による健康被害ですが、バッグ式の豊胸についても同じく11月27日の朝日新聞DIDITALに下記の記事が掲載されています。
豊胸や乳房の再建術でバッグ型の人工乳房を入れた後に感じた体の不調について、米食品医薬品局への報告が今年上半期で約8300件に上ることが、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の調査でわかった。バッグにシリコーンを入れたタイプは米国や日本で使用が認められているが、医学界では安全性をめぐる議論が続いている。
さらに2019年6月7日、やはり共同通信から下記の記事が配信されました。
がんで切除した乳房の再建や豊胸手術などで使う「ゲル充填人工乳房」が原因とみられるリンパ腫が国内で初めて見つかったと、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会など関連4学会が7日、発表した。
国内ではアラガン・ジャパン(東京)の人工乳房が承認されており、厚生労働省は同日、使用前にリンパ腫のリスクについて患者に十分説明することなどを添付文書に記載するよう指示した。
学会などによると、患者は17年前に当時未承認だった人工乳房を入れる手術を受けた。現在もリンパ腫の治療中という。海外では今年4月以降、フランスやカナダなどで一部の人工乳房の販売が停止された。
また、2020年12月には、品川美容外科福岡院でのアクアリフトでのトラブルを報じる記事の掲載がありました。記事内容はこちら
当院で施術している脂肪注入法での豊胸手術については、そうした健康被害についての報道はなされていません。
異物を胸に挿入や注入することによる豊胸については、そうしたリスクを認識のうえ受診ください。