谷間のある胸に憧れていながら、なかなか手に入れることができずに悩む女性は多いかもしれません。きれいなバストラインを作る方法はいろいろあります。この記事では、胸の谷間がきれいに作れない原因や魅力的な胸元に見せる方法について紹介していきます。自分に合った方法できれいでセクシーなデコルテを実現させましょう。
胸に谷間ができない原因1:バストのボリュームが少ない
ボリュームのあるバストには自然に谷間ができます。そのため、胸に谷間が作れない場合は十分なボリュームがないのかもしれません。胸の大きさが決まる原因の一つに遺伝的な要素があります。しかし、遺伝的な要素よりも胸のサイズに影響を与えるのは女性ホルモンの量だといわれています。特にポイントとなるのは思春期に分泌される女性ホルモンの量です。ただし、過度なストレスや激しい運動、睡眠不足などは女性ホルモンの分泌を妨げる要因になります。ストレスを抱えることが多い人は、胸の大きさにも影響するかもしれません。
バストを形成している組織の90%以上は脂肪です。そのため、全体的に身体が細い人は胸が小さい傾向が見られます。中には細身でもバストのボリュームはしっかりあるという人もいます。しかし、多くの場合は全体の体系に比例しやすいと考えていいでしょう。適度な脂肪の量は大きなバストに必要な要素ですが、大胸筋を鍛えることでバストアップすることは可能とされています。胸の谷間をきれいに見せたい人は、大胸筋を鍛えてみるのもいいでしょう。
胸に谷間ができない原因2:左右のバストが離れている
ボリュームが十分あり、カップ数も相応の大きさでも胸に谷間ができない人もいます。そのような場合は、左右のバストが外向きだったり離れていたりするのかもしれません。人によって体型がさまざまなように、胸の形や胴体の形状も異なります。胸の形に影響を与えやすいのは胴体の形状です。平坦な胴体を持つ人は、丸型の胴体の人と比べて左右のバストが離れやすいといわれています。
丸型の胴体は欧米人に多く見られ、アジア人は平坦な胴体が多い傾向があるのです。そのため、バストが大きくてもきれいな谷間にならない人は、胴体の形状が影響しているのかもしれません。また、姿勢や大胸筋がバストに影響を与えていることもあります。猫背が多い人やバストアップに重要な大胸筋が十分鍛えられていない場合も脂肪が流れやすくなります。
谷間ができない悩みの解決策:ブラを正しく付ける
胸の谷間がきれいにできないときは、ブラを正しく着けるだけで解決できる場合があります。ブラが正しく装着できていると、本来の胸の脂肪をしっかり集めてバストアップすることが可能です。そのうえ、きれいな谷間を作ることもできます。胸の谷間ができないときには、ブラを正しく着けているかどうか見直してみましょう。専門店でブラを購入すると店員が正しい着け方をレクチャーしてくれることがあります。専門店での購入経験がない人の場合は、そもそも着け方を間違えているかもしれません。
ブラを装着する際は、まずストラップを両肩にかけます。続いて上半身を斜め前に倒し、その状態でカップにバストを収めるようにしてホックを留めましょう。続いて脇の脂肪を胸に集めていきます。上半身を前に倒したままの姿勢で右のストラップの付け根部分を右手で持ちます。カップが浮いたら左手で右の脇からバストへ、さらにアンダーバストからも脂肪を寄せてカップに収めましょう。左側も同じ要領で行います。最後に上半身を起こしてブラの向きやストラップを調整します。ずれる心配がないかどうかチェックしたら完成です。
谷間ができない悩みの解決策:適したブラを選ぶ
谷間がきれいにできない場合は、そもそもブラのサイズや形状が合っていないのかもしれません。胸が小さいと悩む人の中には、本来のサイズより小さめのブラを選んでいることもあります。実際のバストよりもブラのサイズが小さいと、胸をつぶしてしまいます。アンダーバストとトップが合っているか確認してみましょう。サイズが確認できたら、自分の体型や悩みに応じたブラ選びをすることできれいな谷間につながります。
バストのボリュームが少ないことが悩みなら、ブラでボリュームアップを図ってみましょう。胸の谷間をきれいに見せてくれる「盛れるブラ」は、さまざまなブランドから出ています。立体的なラインや胸が大きく見えるパッドなど工夫されたものを選べばいいのです。バストのボリュームはあっても左右が離れている場合は、ワイヤーが入ったブラが向いています。さらにワイヤーのカーブが浅いデザインのブラなら、両サイドから胸を集めてきれいに見せてくれます。
谷間ができない悩みの解決策:パッドを入れる
谷間ができないときは、普段使っているブラにパッドを入れてバストアップをしてみましょう。はじめからパッドが入ったブラも販売されていますが、高価な物が多いため枚数をそろえるのは出費がかかります。パッドだけを購入すればブラ本体を購入するよりコストはかかりません。パッドにはシリコン製のものとコットン製のものがあります。とにかくボリュームを出したい場合にはシリコン製が向いています。シリコン製は濡れても安心なので、海やプールなど水着を着るときに使っても心配は要りません。
コットン製は吸汗性もあり肌に優しいので、あせもが心配な人や敏感肌の人に合っています。コットン製のパッドの場合、シリコン製に比べるとボリュームが出せないのがデメリットです。そのため、さりげなくボリュームを出したいときに向いているかもしれません。ただし、何枚か重ねて入れることで、ボリュームアップすることは可能です。
谷間ができない悩みの解決策:ヌーブラを使う
胸の谷間がきれいにできない悩みは、ヌーブラでも解決が可能です。ヌーブラは左右からバストを寄せるようにしてホックを留めて使います。そのため胸に谷間を作りやすいのです。ワイヤー入りのブラが苦手な人にも、ヌーブラのほうが向いているかもしれません。ヌーブラを着けるときの注意点は肌の汚れや汗を落としておくことです。装着する前にまずシャワーを浴びておきましょう。もちろん、シャワーの後は水分をしっかり拭き取っておきます。
ヌーブラはフロントのホックを外した状態で、両方のバストに貼り付けていきます。このとき、バストを包むように貼り付けるのがポイントです。両方のバストに貼れたら、左右を引き寄せるようにホックを留めて完了です。ヌーブラは普通のブラと併用することもできます。基本的には単体で着用するものですが、バストアップだけを目的にする場合には一緒に使ってみましょう。その場合は、バストトップよりも外側、かつ、バストの下にヌーブラを貼り、下を向きながらフロントホックを留めます。そして、その上から普通のブラを着用すればいいのです。ヌーブラは、ボリュームたっぷりのバストには向いていない傾向があります。バストの重量に耐えられずホックが壊れてしまうこともあるからです。ですから、バスト自体は大きいのに離れているという人は、普通のブラと併用するほうがいいかもしれません。
谷間ができない悩みの解決策:谷間メイクをする
胸元にメイクをして谷間を作るという方法もあります。谷間メイクは、顔の彫りを深く見せるときと同じようなものと考えればいいでしょう。谷間メイクは普段行うより、結婚式やパーティーなどに向いています。用意するものはファイスパウダーにブラウン系のアイシャドウ、ハイライトにチークブラシなどで十分です。ハイライトはパールが入っていないタイプを選びましょう。メイク方法は簡単です。
まず、いつも通りにブラを装着します。あまり平坦でも不自然なので、正しい装着方法で多少の谷間を作っておくと自然になります。続いてチークブラシを使い、谷間にブラウン系のアイシャドウを乗せていきましょう。このとき、谷間の丸みを強調するように、曲線でYを描くようにするのがコツです。あまり濃くならないようにすると自然に見せることができます。続いて谷間の高い位置にハイライトを乗せ、最後にファイスパウダーで全体をぼかせば完成です。
谷間ができない悩みの解決策:ナイトブラを使う
胸に谷間ができにくい人は、寝ている間に胸が横に流れているのかもしれません。就寝中は寝返りを打つことも多く、知らないうちに胸がダメージを受けていることもあります。就寝中には20回程度寝返りを打つといわれています。ノーブラやカップ付きインナーで寝ていると、寝返りのときの揺れによってバストへの負荷がかかりやすいのです。胸が流れてしまうことやダメージを防ぐにはナイトブラを着用してみましょう。ただし、ナイトブラはバストの垂れや横流れを防止することが目的で、すぐにバストアップが期待できるわけではありません。それでも、着用していれば就寝中のダメージから胸を守ってくれることが期待できます。
谷間ができない悩みの解決策:エクササイズをする
エクササイズを続けることで、バストアップをすることが望めます。バストの90%以上が脂肪でできています。バストアップを図るには脂肪の奥にある大胸筋と小胸筋に働きかけてみましょう。そのためには簡単なエクササイズが効果的です。まず、背中の後ろで両手を組み、そのままひじを伸ばしていきます。このとき、肩甲骨がくっつくようにイメージをしましょう。続いて肩をゆっくり8回ほど後ろに向けて回転させます。ここまでが基本のエクササイズです。
左右に離れたバストが悩みの人は、次のエクササイズも行ってみましょう。基本のエクササイズの後、腕を斜め下のほうに引っ張ります。そして、目線と胸を上に向けた状態で舌を出したら、このまま10秒ほどキープします。これは小顔効果も期待できるエクササイズです。基本のエクササイズも離れたバストを改善するエクササイズも2回1セットで行います。初回で効果が実感できる人もいますが、最低でも2週間程度は続けてみましょう。
谷間ができない悩みの解決策:豊胸手術を受ける
いろいろな方法を試してみてもバストにボリュームが出ない人もいます。そのような場合は、悩んでしまうより豊胸手術を考えるのも解決策の一つです。豊胸手術にはヒアルロン酸注入とバッグ挿入、そして脂肪注入の3種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあるのであらかじめ知っておくと選択しやすいでしょう。ヒアルロン酸注入は保湿成分として知られているものです。手軽にできる反面、元に戻りやすいというデメリットがあります。
バッグ挿入とは好みのバストサイズに合ったバッグを挿入する豊胸手術です。バッグはインプラントとも呼ばれているもので、バストの下部分から挿入します。バッグ挿入は希望通りのバストを実現しやすいのがメリットです。ただし、バッグ挿入の豊胸手術が原因と考えられるリンパ腫の報告があがっています。しかも国内での事例なので、手術を検討する際は十分検討したほうがいいかもしれません。脂肪注入は自分の身体の他の部位から取った余分な脂肪をバストに移植する方法です。ただし、脂肪が永久的にバストにとどまるとは言い切れません。しかし、自分の体内にある脂肪を使うという点では安心感がありますし、ナチュラルな柔らかさを再現できます。脂肪注入は異物によるリスクを心配する人に向いています。
谷間ができない原因は様々!自分に合った対処法を試そう
簡単な方法でバストラインを整えることも可能なので試してみましょう。それでも悩みが解決できないときは、脂肪注入法豊胸手術を取り入れている池田ゆう子クリニックで悩みを解決することも可能です。実績が豊富で、これまでに医療事故につながった事例もありません。さらに、大学病院などと同様の術式、局所麻酔の使用によりリスクも少なく手術後も早めに帰宅できます。まずはメールで気軽にカウンセリングを受けてみましょう。