外見の老化は、肌質や体型などさまざまな部分に現れてしまいます。
中でもバストの下垂や形崩れは目立ちやすく、年齢以上に老けて見える原因になってしまうパーツの1つです。
バストの下垂を招く原因を知り、上向きバストをキープするための方法を実践しましょう!
加齢だけじゃない! バストが下垂する原因
バストの垂れや崩れは、乳房を支えているクーパー靭帯が老化することが原因だということは有名ですよね。
しかしその老化は加齢だけでなく、生活習慣が原因で進んでしまうこともあります。
バストが下垂する原因に挙げられるのは以下の項目です。
・クーパー靭帯が伸びる(激しい運動、下着のサイズが合っていない)
・ホルモンバランスの変化(ストレス、栄養不足で女性ホルモンが正常に分泌されていない)
・ダイエットによるバストサイズの急激な変化
・猫背、姿勢が悪い
・下着によるサポートが不十分
バストは大部分が脂肪であり、また重さのあるパーツなので、刺激を与え続けると下垂してしまいます。
バストを支えているクーパー靭帯は、コラーゲンの繊維束なので一度切れてしまったり伸びてしまうと元に戻ることがありません。
少しずつ筋肉や靭帯にダメージが蓄積してしまうと、後から対策を行っても改善できないケースも少なくないのです。
若くして下垂バストになってしまわないためにも、バストを労わるケアとクーパー靭帯のエクササイズは欠かせません。
広背筋が鍵!上向きバストを作るオススメケア
女性らしい魅力的なシルエットをキープするには、クーパー靭帯をサポートするためのケアが必要です。
中でも、広背筋という肩から背中にかけて支えている筋肉は、猫背や肩コリと関係のある筋肉で、現代社会の女性が一番鍛えるべきパーツでもあります。
以下に広背筋を鍛えるバスト下垂のケア方法を紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
・四つん這い広背筋エクササイズ
1. 床やマットに四つん這いになる
2. 両肘を床に付け、そのまま肘同士、手首同士を付ける
3. 肘下部分を付けたまま、背中を意識しながら重心をお尻に移動する
4. 背中、肩の筋肉を意識しながら20秒キープ
以上を10回1セット、お風呂上りに2セット行いましょう。
背中や肩の筋肉は無意識に力を入れていることが多いので、筋肉がほぐれてバスト周りの筋肉も柔らかくなります。
・立ちながら広背筋エクササイズ
1. 膝をつけ、脚をそろえてまっすぐ立つ
2. 背筋をぴんと張り、両腕を胸の高さに上げまっすぐ前方に伸ばす
3. そのまま手を繋ぎ、手のひらを外側に向ける
4. 肩と肘を前方に伸ばし、お腹にボールを抱えるように背を丸める
5. 背中と腕全体を伸ばした状態で30秒キープ
上記を3回1セット、1日2回行って下さい。
広背筋は肩、バスト、腰など多くの筋肉と繋がっているので、定期的にストレッチすることで凝りの解消にも繋がります。
・胸張り広背筋エクササイズ
1. 足を肩幅に開いて立ち、手のひらをお尻に沿わせる
2. 顔は前を向き、両手を下に伸ばすようにグーッと力を入れる
3. 10秒数えたらゆっくり力を抜く
これを10回繰り返しましょう。
広背筋を鍛えることで、クーパー靭帯や乳腺が上に吊られるので、姿勢も改善されバストも上向きになります。
以上を1セット、お風呂上りの温まっている体で3回行いましょう。
バストの脂肪の位置を整え、バスト周辺の筋肉や脂肪を刺激することができます。
バストは、柔らかい分とても繊細なパーツでもあります。
毎日しっかりとケアをして、若々しいバストラインを保ちましょう!