産後のリフレッシュやダイエットには、ゆったりした動きの産後ヨガがおすすめです。
しかし産後すぐは体力が低下していますから、少し期間を空けて行う必要があります。
では一体いつから産後ヨガを始めて良いのか、おすすめのヨガポーズとあわせてご紹介します。
産後すぐのヨガはNG
産後すぐの母体は、出産によって体力を失っています。
多くの血液が流れ出ていますから、ちょっとした運動でも貧血やめまいを起こす恐れがあるのです。
特に帝王切開で出産したママは、よりいっそう安静にする必要があります。
「ダイエットのために、できるだけ早く産後ヨガを始めたい!」というママも多いかと思いますが、産後すぐのヨガは禁物です。
体に負担をかけないために、通常の場合は産後1ヶ月ほど、帝王切開の場合は産後2ヶ月以上空けてから始めるようにしましょう。
自宅でできる産後ヨガポーズ3つ
体力が回復して余裕が出てきたら、自宅で簡単なヨガポーズを行ってみましょう。
ではここで、産後のママにおすすめのヨガポーズを3つご紹介します。
≪合掌のポーズ≫
全身の引き締め・バストアップに効果的なポーズです。
1. あぐらを組んで座り、胸の前で手のひらを合わせます。
2. 手の位置を右側へずらして、呼吸に合わせて上下にゆっくり動かします。背筋が曲がらないように、軽く胸を張りながら行いましょう。
3. 手の上下を2~3回くり返したら、左側にも同じように動かします。
4. 手を中央に戻し、手首を回転させながら、指先をゆっくりと下に向けます。
5. 再び手を戻し、今度は手を目の高さまで上げてから、元に戻します。
≪三日月のポーズ≫
腕や背中の引き締め・腰痛の改善に効果が期待できます。
1. 足をそろえて立ち、胸の前で手のひらを合わせます。
2. 息を吸いながら、両手を真上に引き上げます。
3. 息を吐きながら、体を左側に倒します。
4. 息を吸いながら元に戻したら、再び息を吐きながら体を右側に倒します。
≪膝を伸ばすポーズ≫
太ももの引き締め・骨盤調整に効果的なポーズです。
1. 足をそろえて立ち、姿勢を正します。
2. 左足を後ろにずらしながら、右足を曲げ、腰を落とします。
3. 左足の甲を地面につけて、右足の膝に手を置きます。
4. 左太ももが伸びているのを感じながら、15秒ほどキープしましょう。
5. 体勢を元に戻し、反対側の足も同じようにくり返します。
産後ヨガをする際の注意点
産後ヨガに限ったことではありませんが、ヨガを行うときは以下のことに注意しましょう。
・部屋を暖かくしておこなう
・ ・ヨガマットを使用する
・ ・深呼吸をくり返しながら、ゆっくりとした動作で行う
・ ・食後に行わない(食後2時間以上は空ける)
・ ・入浴前後に行わない
・ ・体調が悪いときは休む
・
以上、産後ヨガを始めるタイミングと、ヨガポーズについてお伝えしました。
決して無理をせず体調にあわせて行って、産後の体と心をスッキリと軽くしていきましょう。