理想のボディラインは人それぞれですが、魅力的な女性の体つきを思い描いたとき、美しいバストの形は欠かせないと考える人は多いです。
バストの形や大きさの好みには個人差があり、一概にこのバランスが最高だといえない部分はあるものの、大体の目安は存在します。
そこで今回は、美しいバストの定義や、離れ乳や垂れ乳を防いで魅力的なラインを維持するためのポイントをご紹介します。
形の良いバストの条件
バストの大きさや形には個人差がありますが、せっかく大きな胸を持ち合わせていたとしてもだらしなく垂れていては台無しです。
反対に小さめでも、形が良く上向きなバストに好感を抱く人は多いのではないでしょうか?
形の良いバストの条件のひとつは、バストの位置が下過ぎないことです。
バストトップと鎖骨の中央を結ぶと、三角形が浮かび上がります。
この三角形の比率が正三角形に近ければ近いほど、バランスの良い形だといえます。
ただ、加齢や運動不足の影響によりバストを支えるために必要な大胸筋や小胸筋などの筋力が衰えると、バストの位置が下がりやすくなります。
さらに、鎖骨からバストまでの皮膚がハリを失ったり、たるむことでもバストの位置に変化があらわれやすくなるため、注意が必要です。
離れ乳になってしまう理由とは
胸を支えるために必要な筋力が衰えると、左右の胸の位置が離れてしまい「垂れ乳」や「離れ乳」になります。
生まれつき位置が離れ気味な人もいますが、形の良いバストになるための要素を持って生まれたとしても、運動不足や加齢によって胸周りの筋力が衰えれば離れ乳になってしまう恐れはあります。
また、バストを支えるために必要なものは、筋力だけではありません。
バストの位置を支えているもののひとつにクーパー靭帯があります。
靭帯は一度切れたり伸びたりすれば自然に修復することはありません。
それにも関わらず、激しい運動やマッサージのような刺激を与えることで切れたり伸びたりしやすい特徴を持つため、バストをしっかりと支えるためにブラジャーが必要なのです。
ブラジャーのサイズが合っていなかったり、ブラジャーを装着していない時間が長い人ほど離れ乳になりやすいといえます。
離れ乳を防止するためには
形のいいバストを保つためには、バストを支えている靭帯が伸びたり切れたりしないようにブラジャーをしっかりと装着することが大切です。
きついブラジャーであまりにも締め付けすぎてしまうと血流が悪くなって冷えてしまったり、豊かなバストを作るために必要な栄養素が届きにくくなる恐れがあるため、きつすぎずゆるすぎないサイズのブラジャーを付けるようにしましょう。
また、適度に大胸筋を刺激するための筋力トレーニングやエクササイズを取り入れて、筋力低下を防ぐことも大切です。
「ブラジャーを毎日つけたくない」「トレーニングは大変」などといった気持から、つい楽な方向へと向かってしまいがちですが、日々の小さな積み重ねが後々のバストの形に大きな影響を及ぼします。
キレイなバストを維持するために、これらのことに気をつけて生活してみてくださいね。