女性ホルモンがバストアップに重要ということはよく知られていますが、実は、成長ホルモンを増やすことでもバストアップできる可能性があるのをご存知ですか?
今回は、成長ホルモンでバストアップできるしくみと、成長ホルモンの増やし方についてご説明します。
成長ホルモンとバストアップの関係
ラクトゲン受容体
成長ホルモンとバストアップの関係について知る前に、まずラクトゲン受容体についてお話していきます。
ラクトゲン受容体とは、乳腺にある女性ホルモンや成長ホルモンの受け皿のような存在です。
ラクトゲン受容体が女性ホルモンや成長ホルモンと結びつくことで、バストは大きく成長することができます。
逆に言うと、どんなに女性ホルモンや成長ホルモンを増やしても、ラクトゲン受容体がなければバストアップすることができません。
つまり、バストアップのカギは、このラクトゲン受容体が握っているのです。
バストアップと成長ホルモンの関係
「私はラクトゲン受容体を持っていないからバストアップできないの?」
そのように思われた方もいるかもしれませんが、単純にそうとは言えないのです。
ラクトゲン受容体が作られるのは、だいたい10~30歳くらいまでの間で、成長期が始まる13歳ごろまでにラクトゲン受容体が作り上げられていれば、成長ホルモンの分泌が増える17歳くらいまでの間にバストが大きくなります。
成長期にバストが大きくならなかった人は、ラクトゲン受容体が作られる時期が遅かったことが考えられます。
そのような人は、成長ホルモンを増やすことで、今からでもバストアップできる可能性があるのです。
成長ホルモンは日々の食生活によって増やせます。ここからは成長ホルモンを増やす成分について見ていきましょう。
成長ホルモンを増やす成分3種
L-アルギニン
L-アルギニンはアミノ酸の一種で、肉類や魚貝類、ナッツ、大豆製品、チーズなどに多く含まれています。
成長ホルモンの働きにより筋肉や骨を強くする効果もあることから、アスリート向けのサプリメントによく使われています。
L-オルチニン
L-オルチニンもアミノ酸のひとつです。肝臓の働きを助ける力があり、お酒を飲む人のサプリメントとしてよく使われています。
シジミ、ブナシメジ、キハダマグロ、チーズなどに含まれますが、食品から摂取できる量はごくわずかなので、バストアップしたい人はサプリメントで補うとよいでしょう。
トリプトファン
トリプトファンは、人間の体に欠かせない必須アミノ酸のひとつです。
大豆製品や乳製品、ナッツ類やバナナなどのほか、日本人の主食であるお米もトリプトファンを多く含む食品です。
また、トリプトファンには気持ちをリラックスさせて安眠に導く効果もあります。
成長ホルモンは寝ている間に分泌されるので、質のよい睡眠はバストアップのためにも大切なことです。
成長ホルモンを増やしてもバストが大きくならない場合は
ラクトゲン受容体の量には個人差があります。もし、成長ホルモンを増やしてもバストが大きくならないなら、ラクトゲン受容体を持っていない可能性があります。
そのような場合は、豊胸手術を検討するのも方法のひとつです。自身の脂肪をバストに移植する脂肪注入法なら、身体への負担も少なく、自然に大きなバストを目指せますよ。
現在の科学では、成長ホルモンを増やしてみることでしか、ラクトゲン受容体の有無を調べる方法はありません。
しかし、成長期にバストが大きくならなかった人ほど、成長ホルモンによりバストアップできる可能性があります。
思い当たるという方は一度試してみてはいかがでしょうか。