「母娘でバストの大きさが似ている」という話もあれば、「母娘だけどバストサイズがぜんぜん違う」という話もよく耳にします。
実際のところ、バストの大きさは遺伝するのでしょうか?
バストアップを叶えるヒントとして、バストサイズと遺伝の関係について詳しく探ってみましょう。
バストの大きさは遺伝する可能性がある! けれどそれが全てではない
医学的に見ると、「バストの大きさは遺伝する可能性がある」といわれています。
ただしバストの大きさそのものが遺伝するわけではなく、筋肉や体脂肪のつき方、ホルモンバランスが遺伝することで、バストの形も似るようになるのです。
しかし「お母さんのバストが小さいから、私も小さいんだ……」と思ってしまうのは大きな誤解です。
実際のところ、母親のバストサイズが小さくても娘は大きい、というパターンは多く存在します。
また、姉妹でもバストの大きさがぜんぜん違う、ということが多々あります。
なぜこのような現象が起きるかというと、バストの大きさは遺伝や体質などの先天的なものだけで決まるわけではなく、生活習慣などの後天的なものも大きく影響しているためです。
そのため、必ずしも遺伝でバストサイズが決まるとは限らないのです。
「お母さんと似てバストサイズが小さいから、何をしてもムダ」と諦めるのは時期尚早といえます。
ではどのようなことが、バストサイズに影響を与えるのでしょうか?
バストの大きさを諦める前にしっかりチェックして、バストアップのための対策を立てていきましょう。
遺伝だけじゃない! バストの大きさに影響を与えるもの
≪食生活≫
バストの成長に必要な栄養素が不足していると、当然ながらバストサイズが小さくなってしまいます。
特に欠かせないのが、筋肉の材料となるタンパク質や、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボン、胸の主成分である脂肪など。
また、体が健康でないとバストが成長しませんから、ビタミンやミネラルなども必要不可欠です。
バストを大きくしたいのであれば無理なダイエットは避けて、バランスの良い食事を心がけましょう。
≪ホルモンバランス≫
いくら栄養を十分に摂っていても、ホルモンバランスが乱れているとバストの成長が鈍ってしまいます。
ホルモンバランスを乱れさせるのは、ストレスや睡眠不足、体の冷えなどです。
特にストレスは女性ホルモンの分泌に悪影響を与えますから、ストレスになることをなるべく避けたり、落ち込まない工夫を取り入れたりしましょう。
バストの大きさは遺伝だけで決まるものではありません。
「胸の小ささは遺伝かも……」と落ち込む前に、できる対策から始めてみてください。